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「オーストラリア・テクニカルビジットの旅 メルボルン編」

シンワ歯研の石澤です。久しぶりのブログ更新です。

 9月13日からオーストラリアのメルボルンとシドニーのクリニックやラボを見学してきました。
その報告をさせていただきます。前半はメルボルン編。

 オーストラリアは日本から9時間45分、時差も1時間と比較的行きやすい国でした。
今回は、湘南セラミックの白石大典さんと一緒でした。
メルボルンはあいにくの雨で気温も低くコートが必要でした。
最初に訪れたのは、武本英二さんのクリニックとラボです。
武本氏は、渡豪後ラボ勤務をしながら語学(テープによる自学)を学び技工士のライセンス(当時はオーストラリアのライセンスが必要でした)を取得した後、Prosthetistのライセンスを取得しました。

Prosthetistとは、オーストラリアが認めている制度で、Dentistが歯科治療全体を行うのに対して主に義歯の印象、セットを行う職業です。その免許取得のための学業範囲は広く解剖や生理も学ぶ必要があります。ライセンス取得には語学の障害が厳しく教員によっては発音が異なるため、授業をテープに起こし仕事中いつも聞いていたそうです。当時はお子さんも二人いてラボで子守をしながら仕事をしていたそうです。

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↑武本さんこだわりの技工。
画像から、アナログで顔をシリコンで再現しています。

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↑武本さんの吸着義歯印象

二日目は、SHO DENTAL LABに見学に行きました。
オーナーはKURASHIGEさんというCeramistです。オーストラリアに来て20年。開業して10年。MelbourneのCtiyのど真ん中、アルマーニやディテールなどのブランドショップが並ぶ通りに面したビルの一角でラボを経営しています。
日本人技工士も2名勤務していました。ビザや住居の問題など、そうそう簡単に海外で働くことはできませんが、KURASHIGEさんはサポートすることで日本人技工士のリクルーティングを可能にしているそうです。海外志向の強い若者も結構いるんだなぁと思いました。

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この日2件目は、オーストラリアで最も有名なRussell YoungのOmega Ceramicsに行って来ました。
Russellは、オーストラリアのNobel BiocareやIvoclerのインストラクターです。all on 4の症例が多くありした。

 デジタル画像を専門のオーラルデザイナー(若い女性)が画像処理をして患者さんに見せ同意を得るのがこのラボのやり方です。
その後、レジンのモックアップを作り、患者さんが納得したら歯牙の形成に入ります。Russell氏の仕事は、主に試適し患者の要望を聞き、それを担当技工士に指示します。

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オーストラリアの特徴として、ラボは提携先のクリニックと隣接している場合が多いということです。Omega Ceramicsも1階がクリニック。向かいはあのMalo Clinicがあります。

Malo Clinicでの立会いも見学させてもらいました。

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↑オペ室(Malo Clinic)

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↑Omega CeramicsのRussell Youngと日本人セラミストの小松さん。

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↑見学のあとは牡蠣と白ワインで乾杯!
次回は、シドニー編を掲載します。











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