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ボストンに行ってきました

ボストンに行ってきました。

 ボストンは北米大陸東側マサチューセッツ州最大の都市であり、建国以前より歴史のある都市の一つです。現在は治安も良く、アメリカ国内でも最も安全な都市であり住みやすい街となっています。付近には60を超える大学があり、ハーバード大とマサチューセッツ工科大の卒業生、または教員のノーベル賞受賞者を合わせると累計151人(ハーバード74人、マサチューセッツ工科大学79人)、世界有数の学園都市を形成していることでも有名です。

 今回訪問の目的は、アメリカにおける歯科技工の現状を視察すること、特にデジタル技工とインプラント技工の『今』を知りたいと考えていました。そこで、同市にラボを構える斉藤マサユキ氏にご案内いただき、タフツ大学歯学部、デンツプライのミリングセンター、ストローマン社のインプラント製造工場、他に日本人ラボを3件、さらに病院歯科を見学してきました。

 アメリカの現在はリーマンショックからは完全に立ち直り、好景気に沸いています。物価も高くレストランもそこそこいい値段でも満席。
歯科技工はというと、セラミック技工の価格は全体からするとピンキリですが、こと日本人技工士の創るセラミックは日本標準価格とは比べものにならないくらい高いです。その分残業もせず経営していけます。このままでは腕に覚えがある日本人技工士は皆、海外に出てしまうかもしれません。そんな気さえしてきました。


タフツ大学
左からタフツ大学外観、実習風景、右から日本人技工士百濟さん、患者さん、歯科医師
日本からも多くの留学生が来ているタフツ大学。歯科医療では先端的な教育をしていると聞いていますが、多くの留学生が切磋琢磨している環境そのものが、大学教育の実績を上げている一因かと感じました。

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デンツプライ社
デンツプライのミリングセンターでは北米からの仕事を受注しています。主にはインプラントブリッジのフレームです。
Co-cr合金は切削加工だけでなく、レーザーシンタリングでも製造されています。ラボの進化系でもあるミリングセンターは将来的には既存のラボと競合する予感さえ感じるものでした。

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ストローマン社のインプラントファクトリー
ストローマンインプラントのフィクスチャーや周辺器具の北米生産工場がマサチューセッツ州アンドーバーに設立されたのが2005年。28工程にも及ぶ厳しい品質管理工程を経て安全なインプラントや歯周組織再生材などが供給されています。

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ハーバート大学 
Harvard Universityは、アメリカ植民地時代1636年に設立された最も古い高等教育機関です。
同大学は、現在まで(2018年)8人のアメリカ合衆国大統領、62名の資産10億ドル以上の大富豪という卒業生がいます。無論ノーベル賞、フィールズ賞受賞者も多数が同大の卒業生です。

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日本人ラボ
 オーラルデザインボストン河辺康彦ラボは、高級ブティックの並ぶ通りのビルの4階にあります。タフツ大学からも徒歩10分程度という立地のため、多くの歯科医師が打合せに訪れるようです。ユニットも完備しているためここで試適や色合わせもできます。
 Ceramic Artisan Dental Labは、陶材築盛にこだわったラボ。代表の門馬勇樹さんは、横浜で行われた日本国際歯科大会のスピーカーでもあります。
 SAKI dental labの斎藤昌行さんは、ラボ開業4年目。斎藤さんとは昨年の IDS 2017で知り合いました。今回は12名という大所帯に関わらずスムーズな段取りをしていただき感謝しかないです。訪米中、アメリカと日本の制度の違いが治療方針にも多大な違いを与えること、アメリカの民間保険の特色など多くの意見交換ができ大変有意義な時間となりました。

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